自分で考えていますか? やらされてやっていませんか? 失敗も成功も、その原因を表現できますか? 成績優秀だと褒められて喜んでいませんか? 正直なところ、成績アップだけを目的にしている塾ではありません。子供達の10年後、20年後を考えた「人生指導」を優先させています。 「勉強だけできれば生きていける時代ではない」のです。求められるのは「生き残るための思考力と行動力」です。詰め込むだけの学習や、テクニックを教わるだけの受身の学習では、間違いなくこれから先の将来、社会に出て活躍できる人材にはなれないでしょう。 言うなれば、学校での成績などは一つの指標にしか過ぎません。偏差値を気にするのも、高校受験や大学受験の時だけです。もちろん、その数値データを全否定するつもりもありません。 思春期の子供達(塾では中学生は大人として対応しています)は、まだ何も知らない無垢、いえ無知な状態です。時代だけはハイスピードで変化し、大人ですらその速度に対応出来ない中を、その子供達が生きて行かねばなりません。13歳の子供も5年後は18歳、7年経てば成人を迎え社会の荒波に放り出されます。社会に出れば、数学よりももっと難解な問題や、試験時間の数十分の一の時間で判断を求められ、宿題よりももっと過酷な”営業成績アップのための資料制作”など、試練が待ち受けています。 時には、善良に見えるだけのダークな誘いやトラップに、惑わされてしまうこともあるでしょう。知らぬ間に自分の意志とは違う方向に進んでしまうことも。保護者がいつまでも子供の姿を追い続けられるわけではありません。自分で考えて判断して答えを出せる力を、身につけていかなければ、ならないわけです。学校やご家庭で教えることが出来ない最上級の問題です。社会には教えてくれる教師はいません。教科書もありません。自力で解決する能力が必須なわけです。 進学塾を運営してきた当塾でも、過去十年ほど考えてきた課題です。「このままの指導でいいんのだろうか?」と。教えたことはできるが、自分で考える力や行動力が乏しい子供達の将来を案じてきました。もちろん、塾で全てを解決できるとは思っていません。それでも微力ながらサポートできる存在であり続けたいと願いながら、子供達に日々接しています。 恐縮ですが、成績や偏差値や志望校だけを気にされるご家庭には、残念ながら不向きな塾だと思います。この点だけを予めご理解のほどお願い申し上げます。 敬具
初めまして E&M学総研です。